「愛着=アタッチメント」と聞くと“なんだか難しそう”と思われるかもしれません。でも、それは毎日子育てしていると親子があたりまえに行っている日常のことなんです。
赤ちゃんはおなかをすかせて泣いています。するとお母さんが「おなかがすいたのね」とミルクをあげています。赤ちゃんは泣きやみ、飲み終えると満足そうな表情をします。お母さんもその表情を見て“ホッ”としています。
子育てをしていると、このような場面が毎日何度も訪れるかと思います。この時、子どもたちは泣いて訴えたことに大人が応えてくれて、自分の欲求に応え世話をしてくれることで愛着を持ちます。
この積み重ねが親子間の信頼関係となり、かけがえのない親子の絆の第一歩となります。
だから「おかあさん だいじょうぶ!」
泣いていても応えてあげることが、お子さんとの「愛着」を築いているんですよ。
福島隣保館保育所 保育士