言葉で伝えられない時、子どもは泣くことでさまざまな欲求や気持ちを伝えることがあります。そんな時はまず落ち着いて、子どもの気持ちに耳を傾け、考えられる原因を探ってあげましょう。
「お腹がすいたの?」
「眠いの?」
「どこか痛いの?」
あの手この手で落ち着かせようとしても、どうしても泣き止まないことがあります。
時にはお母さんの不安な気持ちが子どもに伝わると、泣くのがさらにエスカレートすることもあるかと思います。
それでも泣き止まない時は、そっと子どもに触れたり、
抱きしめたりしてお母さんの気持ちをお子さんに伝えてあげてください。
いちばん安心するのは、お母さんの温もりとお母さんの声です。
大好きなお母さんが、ゆったりとした気持ちで関わってあげることで、子どもの気持ちも落ち着きます。
大きな声で泣かれてしまうと、周りの目が気になったり、不安な気持ちが大きくなったりすることもあると思いますが、お母さんの気持ちが子どもに伝われば、自然と笑顔が見られるはずです。
だから「おかあさん だいじょうぶ!」
子どもは泣くことで自分の気持ちをしっかり伝えているのです。
福島隣保館保育所 保育士