「心が動く」ということは、心が引きつけられる、関心を持つ、その気になるなどの意味があります。

子どもは人とたくさん関わる中で、いろいろな経験をし、心が動き、その気持ちをことばで伝えられなくなったとき、涙になることがあります。

それは、心がいっぱい動いている証拠です。

泣くのを無理やりやめさせたり、無視したり、過度に甘やかすのではなく、表現できたことを認め、共感し「あなたが大事」ということを伝えてあげてください。

そうすれば、子どもは安心して自分の気持ちを伝えることができ、気持ちをコントロールする力を身につけ、自尊心を養うことにもつながっていきます。

だから「おかあさん だいじょうぶ!」

『心が動いて泣く』のは、経験をとおした発露なのです。naku

福島隣保館保育所 保育士