子育てしていると、子どもが「なんで泣いているんだろう?」「どうして泣くんだろう」と肩を落とし悩むことがよくあるかと思います。

近頃は、子どもが泣いている姿が「うるさい」「困った」と親の責任を問う傾向もあり、一生懸命子育てしているお父さん・お母さんには、大変なストレスになることもあるでしょう。

子どもにとって泣くことは、感情の芽生えである愛着の形成、欲求を伝える手段、人とのコミュニケーションの学び、自己主張している姿等々、これから成長していく中での大切な発達の歩みであり、心の成長にとって重要な役割があるのです。

そして、安心できる場所や信頼できる人の下、泣くことを保障してあげることが大切になります。

そうすることで、その後の育ちの中で気持ちを十分発揮し調整できるようになり、それが人と共に生きていく土台となるのです。

保育所でも、かわいい泣き声をあたたかく大切に見守っています。
子どもたちが泣くことの意味を考え、立ち止まり、その成長を一緒に喜んでいきたいと思います。kyodai_soft

だから「おかあさん だいじょうぶ!」

『泣くこと』は、心の成長なのです。

応援しています!

 

福島隣保館保育所 保育士