6月は「歯と口の健康習慣」でもあり、保育所でも大きいクラスは食後のフッ素や歯磨きを習慣化しています。
良い歯だと食べ物もおいしく食べられます。ご家庭でも歯磨きや食事の食べ方など気をつけてみてください。
噛むとよいことはこんなにたくさん
①歯の病気を防ぐ
唾液がたくさん出て、虫歯や歯周病の予防につながります
②言葉がはっきりする
口の周りの筋肉が鍛えられ、表情が豊かになったり言葉の発音がはっきりしたりします
③何事にも全力投球
グッと力を入れて噛みしめたとき、歯を食いしばることができます
④味覚の発達
食材本来の味がわかるようになり味覚が発達します
⑤脳の発達
脳への血流がよくなり脳が活性化します
⑥肥満予防
脳の満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぎます
⑦窒息事故防止
よく噛むと食べ物が細かくなり、唾液とよく混ざり合ってのどを通りやすくなります
⑧胃腸の働きをよくする
よく噛むと唾液などの消化駅がたくさん出て、消化を助けます
よく噛む習慣を支える3つのポイント
①子どもの発達段階に応じた食べ物を与える
保育所では、年齢に応じた言葉かけをするようにしています。
硬いものばかりの無理強いは禁物です。
☆1～2歳「噛む」ことを覚える・・・軟飯や煮野菜
☆3歳以降「よく噛む」ことを覚える・・・肉・根菜の柔らか煮物
②共通の場を確保していくことが噛む習慣を育てる
③手づかみ食べは大切な食体験
◇◇◇ カミカミ献立 ◇◇◇
チキンナゲット
鶏むね肉15グラム／鶏ひき肉15グラム／豆腐15グラム／おから5グラム／にんにく・生姜 少々／パン粉4グラム／カレー粉4グラム／コンソメ0.4グラム／片栗粉4グラム
1 鶏むね肉は小さめに切ります。
2 豆腐は水けをきらずに使用し、他の材料全部とよく混ぜます。
3 スプーンなどで成形して唐揚げを上げる程度の温度の油で揚げます。
瀬上保育所 栄養士
