Q どうして指しゃぶりをするのでしょう？愛情不足？
A 愛情不足でも空腹でもなく、自分の意志で体を動かすことができるようになった証拠です。
生後間もない頃にはまだ口に届かなかった手が、1か月、2か月と経つと口のところまで動かすことができるようになり、偶然口に触れたのをきっかけに指しゃぶりをするようです。
また、「ちゅぱちゅぱ」という音は安心するのでしょうね。
指しゃぶりは「自分で見つけた最初のおもちゃ」のようなものなのです。
Q 3歳の子を持つ親です。指しゃぶりをしていると静かなので、ついついやらせてしまいます。このまま続けていても大丈夫でしょうか？
A 指しゃぶりをやめさせる上での注意点として、無理にやめさせるのではなく自然にやめられるようになることが一番だと考えます。
3歳を過ぎると活動が活発になり好奇心が広まってきますので、楽しいことや興味のあることを一緒にしてあげるとよいですね。
また、少しでも指しゃぶりをしていないときにほめることも忘れてはいけません。
子どもにとって、ほめられるということはとても効果のある精神安定剤になります。
ほめられて嬉しくなれば、またほめられるようにと指しゃぶりを忘れるかもしれません。
福島保育所 保育士
