Q おじいちゃん、おばあちゃんに子どもを預けると、お菓子をたくさん食べさせたり、すぐにおもちゃを買ってあげていたりして子どもを甘やかしてしまいます。虫歯になりそうだし・・・。やらないでと言ってもやめてくれず困っています。
A おじいちゃんやおばあちゃんと同居している、別居している、別居していても定期的に会っている、年に数回しか会えない等、普段の環境からもご家庭ごとにおじいちゃんやおばあちゃんとお孫さんとの距離感は異なるかもしれません。
離れているからこそ、その時くらいは密にかかわりたいという思いが相互に芽生えるかもしれません。
でも、虫歯になったら大変ですね。
もし、おじいちゃんやおばあちゃんに預ける状況になったのであれば、普段食べている物を1回分、時間は「〇時にお願いします」と事前に準備してはどうでしょう。
水分を一緒にとったり、夜の仕上げ歯磨きをしっかり行えば、虫歯は予防できます。
おもちゃを買ってあげることについても、事前に「誕生日やこどもの日などの特別な日にだけお願いします」とお話しされてはどうでしょうか。
おじいちゃんやおばあちゃんも具体的にお願いされるほうが分かってくれると思いますよ。
お子さんは、親だけではなくおじいちゃんおばあちゃんにも愛されているのですね。
たくさんの無償の愛は、お子さんにも伝わります。
たくさんの人からの愛情は、決して無駄ではなく、お子さんの心の栄養になること、その栄養は人とのかかわりを喜ぶこと、人や物を大事にすることに繋がっていきます。
違った角度から見たら、とても幸せなことなのかもしれませんね。
福島ふたば保育園 保育士