子どもは、体温調節機能が未発達で体内に熱がこもりやすく、熱中症や脱水症状を引き起こす可能性が高いので注意が必要です。

熱中症や脱水症状を防ぐために大事なことは、こまめに水分補給をすること。
就寝前と起床時、運動の前と後、入浴の前と後など、汗をかく前後にコップ1杯程度の水分を摂るようにしましょう。

飲み物は水や麦茶など、糖分やカフェインが含まれていないものにしましょう。nttyusyo_shogakusei_soft
糖分が入ったジュース類は夏バテを起こしやすいといわれ、牛乳は消化吸収に時間がかかります。
また、長時間水遊びをすると体が冷えてしまいます。
温かい飲み物などを飲んで体を温め、疲れをとりましょう。

おすすめ食材・・・今がおいしい野菜と効能!

トマトgahag-トマト
日本で露地栽培の旬は夏。
特に初夏は太陽の光をいっぱい浴びて、糖分が高いものができます。
ビタミンAになるカロテンや赤い色素の元であるリコピンが含まれ栄養価が高く、水分も豊富なので、生で食べるものいいですが煮込み料理やジュースにも適しています。

オクラオクラ Good
ネバネバしているのが特徴で、その成分はペクチンなどの食物繊維です。
整腸作用、コレステロールの排出や便秘を防ぐ働きがあるといわれます。
大きく育ちすぎると苦みが出て繊維が硬くなるので、お店で選ぶときは小ぶりの柔らかいものを選びましょう。

すいかgahag-すいか
果肉のほとんどは水分ですが、疲労回復や利尿作用のあるカリウムや、皮膚や粘膜の健康維持に役立つカロテンが含まれています。
すいかは追熟しないので、購入するときはよく熟したものを選び、傷まないよう早めに食べるのがおすすめです。

なす
一般的な種類は、濃い紫色のつやつやした実が特徴です。
長ナスや京野菜の加茂なすなど丸い形のものもあります。
体を冷やす作用があるので、暑いときには涼をもたらしますが、食べ過ぎには注意しましょう。
焼く、揚げる、炒める、煮ると様々な調理法に向いており、カレーにもおすすめです。


◇◇◇ おすすめ献立 ◇◇◇

おかひじきのサラダ
キャベツ50グラム/おかひじき100グラム/にんじん50グラム/ハム4~5枚/しょうゆ/酢/オリーブ油

1 野菜類、ハムは食べやすい大きさに切る。
2 野菜類をゆで、水けを絞る。
3 2をしょうゆ2:酢1:オリーブ油1で和え味を調える。

飯坂保育所 栄養士