book_fumira_soft3Q 上の子と下の子でママの膝の上をめぐり取り合いになることがあります。膝の上だけではなく一人が抱っこを求めるともう一人も抱っこを求め「ママの取り合い」はきょうだいがいる家庭では、よくあることではないのでしょうか。

A それは、ママが大好きな証拠!「ママといっしょにいたい!」という子どもたちからのメッセージです。

子どもは、生まれてから毎日大切に育ててくれるお父さん・お母さんへ愛着を形成し自分が一番大切にされていると感じることで、自分を大事にする気持ちや相手も受け入れていく気持ちを高めていきます。そのため、きょうだいがいる中で一人しかいないママへ「ボク!ワタシ!をみて!」とアピールすることは順調な発達の一つなのです。

それだけに、子どもから見て親は大事な存在です。子どもたちが「見てほしい!」「そばにいてほしい!」という気持ちにしっかりと寄り添うことが大切です。

そんな時は、どちらかの子ばかり優先するのではなく、それぞれを大事にしている気持ちを言葉やスキンシップで伝えるとよいですね。

「だいすきだよ」の魔法の言葉とともに抱きしめてあげてはいかがすか?

それぞれとの時間を取るときは、パパやおじいちゃんおばあちゃんなど家族に協力してもらいながら、向き合う時間を作れるとよいですね。また、一人ひとりを大事にしながらも家族一緒に過ごす時間を持つことは、お互いを認める大切な時間にもなります。

だから、「おかあさん だいじょうぶ!」

きょうだい同士も一緒に成長できるといいですね。

福島わかば保育園 保育士