好き嫌い以外にも「遊び食べ」「むら食い」は、全国的にも子どもの食の悩みの上位を占めています。でも、子どもの頃の嫌いな食べ物などは大人になるまでに8割は食べられるようになるという統計もあります。

偏食
幼児を持つ保護者のうち、約3割が偏食に悩んでいるというデータがあります。しかし、偏食は成長に伴って軽減することも多いので、無理強いせずに楽しい雰囲気の食卓を心がけましょう。

遊び食べ
おもちゃを片付けて食事に集中できる環境を作りましょう。

また、「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつで食事時間を意識させ、長くても30分程度で終わるようにしましょう。子どもたちの集中力が続くのは意外と短く、5分程度ともいわれています。

また、手づかみ食べやスプーンの使い始めの時期は、食べ物で遊んでいるように見えることもありますが、まだまだ練習中!ある程度見守ることが大切ですね。

むら食い
0歳~1歳児の成長スピードに比べて1歳~2歳児の成長は緩やかになります。そのため、本能で必要とする栄養素も少なくなるので「離乳食の時は食べたのに・・・」ということがあります。

また、自我が芽生えてくる時期でもあるため、好き嫌いがハッキリしてくると「嫌いなものは食べない」「今は食べたい気分じゃない」「好きなものばかり食べていたい」という気持ちを出すようになります。

お家でできる偏食への対応

🔶どんな場合も無理強いしない!

「ひと口だけ」と促してみることは必要です。そのひと口で、子どものたちがおいしさに気づいて、自ら進んで食べるようになったらラッキーです!

🔶子どもが食べる量を自分で決める!

幼児になったら、食べられる量を聞いてから分けるのもいいですね。自分で決めたものはおいしく食べられることができますよ。

🔶野菜の栽培をする

プランターを使い、自分で栽培した野菜は特別で「ひと口たべてみようかな?」という気持ちになるかもしれません!

 

共通して言えることは「食べることを好きになること」「食べることを楽しむこと」です

 


◇◇◇ おすすめレシピ ◇◇◇

意外と人気のさつま芋🍠メニュー

保育所でも人気の副菜です!

さつま芋の胡麻和え
さつま芋/すりごま/砂糖/みそ

1 さつま芋を角切りにして電子レンジでチン!
2 温かいうちに、すりごま、砂糖、みそと絡めましょう。

 

瀬上保育所 栄養士