Q どんなことを言っても何を言っても「イヤダイヤダ」「ダメ~」と言われ、困ることがあります。こんな時は、どうしたらいいのでしょう。

A この時期の子どもの自己主張は言葉で表現されず、大きな声を出したり床に寝そべったりとコントロールが効きません。そんな自己主張に付き合うのは根気のいることですね。
子どもの自己主張に折り合いをつけてあげるのはとても大事なことです。どんなに小さくても、ひとりの人ですから。

自己主張が始まった子どもへの関わり方で大切なのは、「いやだったね」「〇〇したかったんだね」と気持ちに寄り添ってあげることです。

例えば、お子さんが砂場でシャベルをお友達に取られて泣いている時にどのように声を掛けますか?
「またそんなことで泣かないの!」
この声掛けでは、おかあさんに自分の気持ちを分かってもらえなかった悲しさから泣く時間が長くなってしまいます。

でも、「シャベル取られて悲しかったのね」と子どもの気持ちに寄り添うことで、「おかあさんに分かってもらえた」と安心します。「取られて悲しかった!」という気持ちを受け取ってもらったことで、子どもは前に進むことができるのです。

だからと言って、すべて子どもの言いなりにするということではありません。気持ちを受け取った後は、しっかり良い悪いを伝えることが大切です。

小さい時期から子どもの自己主張(イヤダイヤダ)と上手に向き合うことは、未来の子どもとの関係をつなぐことにもなっていきます。

 

瀬上保育所 保育士