Q 2歳の男の子の母親です。毎日の食事に困っています。椅子に座って食べず、動き回り追いかけて食べさせています。また、ご飯は食べずお菓子ばかり食べたがります。
バランスのよい食事を食べさせたいのですが、どうしたらよいでしょうか。

A 食事は、毎日のことなので、おかあさんも大変かと思います。栄養のバランスがよい食事をとって、大きくなってほしいですよね。

食事中、テレビはついていませんか?
食べることに集中できる環境を作ってあげることが大切ですね。nabe

ひとりで食べていませんか?
一緒に同じものを「おいしい!」と共感して食べる時間は、子どもにとっても楽しみになるのではないでしょうか。

子どもの集中できる時間は10分から20分です。その間に食べることに集中できる環境を作ってあげましょう。

椅子に座っていられないとのことですが、椅子の大きさは子どもに合っていますか?
足の裏がしっかり床につくことも重要です。子どもは、足の裏が床についていないと落ち着きません。
噛む行為も実は全身の力が必要ですので、足の裏が床についていないことで踏ん張りがきかなくなります。

日中のおなかがすくリズムも作ってあげましょう。
たくさん体を動かして遊べば、自然とおなかがすき食べたくなります。

そこで、お菓子ではなく小さいおにぎりで小腹を満たしたり、手にもって食べられる野菜スティックで野菜の味を知ったり、乾燥昆布やするめなどの噛み応えのあるものでよく噛んで食べられるようにするなど間食を上手に使ってみてはいかがでしょうか。

「これが好きだから」と同じものばかりを与えていては、偏食につながっていきますよね。
お子さんが食べたいものでメニューを決めるのではなく、おかあさんが何を食べさせたいかで食事を決めていきましょう。

早寝早起き、朝ご飯をしっかり食べることは排便のリズムをついてきます。小学校入学に向けて大切なことです。
まだ早いのではと思われるかもしれませんが、生活習慣はすぐには身につきません。今のうちからしっかり良い習慣をつけていってあげましょう。

 

 

福島ふたば保育園 保育士