Q 子どもが寝たら洗濯をやろう、寝たらご飯を食べよう、寝たら・・・と思っているとなかなか寝てくれません。どうしたら早く寝てくれますか?

 

A 「夜の寝かしつけ」がいちばん大変だと感じられている保護者の方も多くいらっしゃると思います。
子どもは、寝ている時が一番静かで、大人にとっても子どもの寝顔は一日の疲れがふきとぶくらい幸せな気持ちにしてくれるものです。
でも、寝かせようとすればするほど寝てくれず大人は焦るばかり。車に乗ると寝るから…とドライブに出かけ、寝てから帰ってくると家についた途端に目を覚まし、ひとあそびしてからまた就寝ということも。

かといって、子どもと一緒に布団に入って添い寝していると、子どもは寝てくれるのですが大人も一緒に寝てしまい、夜中に「はっ!寝てしまった。家事しなくちゃ」と起きだして片付けや洗濯をすることになってしまう。このような悩みを抱えているお母さんがたくさんいます。

親と子の間には、『気』という説明しようもないものがあるのです。
親が動くと気配を感じ、焦るとその焦りを見抜き、ゆったり構えていると気持ちを共感するなど、お互い無意識のうちに対応しているのです。

ですから、「今日はここまでにして、子どもと一緒に寝ちゃおう」「後で起きて家事をしなくてはいけなくなっても自分だけじゃない」という、ゆとりの気持ちで接mama5し子どもとうまく『気』を通わせるとあっさり寝てくれるかもしれません。

また、日中の動きが少ない、朝ゆっくり起きてしまったなど心地よい眠りへとつながっていかないこともあります。夜なかなか寝ないからといってDVDやタブレットなどをみせてしまうと逆に目がさえてしまうこともあるので要注意です。

でも、おかあさんだいじょうぶ!

同じ思いをしているお母さんはたくさんいます。

飯坂保育所 保育士