子どもは大人に比べて暑さに弱く、以下の理由から熱中症になりやすいといわれています。
🟨大人より汗をかくなどの体温調節機能が未発達のため、体温が上がりやすい
🟨大人よりも身長が低く、地面からの照り返しの影響を受けやすい
🟨外遊びに夢中で体の異変に気付かない、自分で体調の変化を訴えられないなど自分では予防できないジャパクリップ boy-heatstroke

運動していなくても、気温・湿度が高く、風がない日や外で地面からの照り返しを受けた日は要注意です。子どもの熱中症を予防するには、周りの大人が目配りし、気を付けることが大切です。

水分補給のタイミングは?何を飲めばいいの?

喉が渇いた時には、すでに体の水分が不足しています。喉の渇きを感じる前に水分補給をすることが大切です。
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乳児は母乳やミルクが水分補給の基本ですが、白湯や麦茶も適しています。幼児は起床時と寝る前のコップ一杯の水が熱中症の予防になります。日常や少量の汗をかいた後は、水や麦茶で十分です。糖分の多いジュースや炭酸飲料は飲みすぎると食事の量にも影響するので水分補給には不向きです。


◇◇◇ おすすめメニュー ◇◇◇

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オクラ納豆
納豆2パック/オクラ50グラム/にんじん30グラム/ハム2枚
1 オクラは塩を振って板ずりし、産毛を洗い流して茹で食べやすく刻んでおく。
2 にんじんは千切りにして茹で、水気を取る。
3 ハムは1センチ角程度に切る。
4 納豆と1・2・3を合わせ、しょうゆなどで味を調える。

豚のねぎ塩焼き
豚肉250グラム/ねぎ30グラム/塩1.5グラム/酒10グラム/ごま油5グラム/ごま
1 ねぎは刻み、塩、酒、ごま油と和える。
2 豚肉を1に入れて馴染ませる。
3 2をフライパンなどで焼く。最後にごまを振る。

⭐夏バテの予防に効果的なビタミンB1、B2を多く含む食材には、豚肉、枝豆、豆腐、納豆、いわしなどがあります。夏野菜と組み合わせることで疲労回復にも効果があります。また、にんにく、生姜、ねぎなどの香味野菜を加えたり、カレー風味などにすると食欲アップを期待できます。

福島ふたば保育園 栄養士